
ハヌルが命の恩人キム先生と同じように1年間の非正規教員となるも、あらぬコネの噂を流されて白い目で見られる。
ハヌルが苦労して作った授業資料をパートナー教師のイブンに横取りされる。イブンの横暴な態度にウンザリなハヌルを見かね、進学部のソンスン部長が助け舟を出す。
それでは続きをどうぞ☆
ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~3話のあらすじ/見どころ/感想

ブラックドッグ3話 あらすじ・見どころ
ブラックドッグ3話の見どころを3つに絞ってみました。
- ヨヌ先生がハヌルを気遣う
- イブンとハヌルの衝突
- イブンとハヌルの仲が急接近
ヨヌ先生がハヌルを気遣う
2話の終盤で、ソンスン部長がハヌルに「教師には授業権がある。正規雇用の教員や先輩教員関係なく、侵すことがあってはいけない権利だ」と語って聞かせる。
その後、1人残って次の授業資料を作ろうとするハヌルに、ヨヌ先生が「手伝おう」と言う。
意外な申し出に何か裏があるのでは?と疑うハヌルだったが、ヨヌ先生は純粋に「何か役に立てることがあれば」という気持ちだった。それを聞いたハヌルは少し嬉しく思うのだったが、続けてヨヌが言った言葉にハヌルは残念な気持ちになる。
「週末で資料を作成したら、月曜日の朝にイブン先生に資料を送っておくように」
授業権があると聞いた矢先に、資料を渡すようにアドバイスされ納得のいかないハヌル。
それでもヨヌ先生が自分の授業動画を貸してくれたのを参考にする。
イブンに資料を持ってこいって言われるならまだしも、「手伝うよ」なんて言っておきながら「資料を渡すといいよ」って助言は~。私も微妙でした(笑)
イブンとハヌルの衝突
ハヌルがイブンに渡した授業資料は、今までの方針をガラッと変えたものになっていた。ハヌルは高校生が食いつきやすいアイドルをスライドに登場させ、昔の出来事を想像しやすいように工夫していたのだった。
生徒は授業を前のめりで聞き大成功。
反対にイブンは授業資料の方向性が変わっていることを知らずにファイルを開いたため、全く意図が読めず上手に活用することができなかった。
イブンは「嫌がらせか」と激怒。イブンに次の授業資料を作ってもってくるよう高圧的に指示されるが、ハヌルも負けじと意図を説明し反論。そして、次の授業資料を一緒に作成することになった。
ハヌルもあんなに堂々とした態度がイブンに取れるのなら、授業資料はもう渡しません!とか言っちゃえばいいのに~ってイライラしながら見てました。
イブンとハヌルの仲が急接近
イブンが部長クラス教師を代表して公開授業をすることになり、イブンとハヌルは一緒に授業構成を組む。スタイルは、先の授業でハヌルが提案した物語り風に進めるものだ。
一見、協力して資料作成しているようにも思えるが、見る人が見たらわかるほど、ハヌルは完全にパシリと化していた。その光景を進学部の先生達は見ていて全く面白くない。
言いなり過ぎるハヌルを見て、ヨヌ先生は「戦わずして負けるのか」と問いかけるも、「イブンと争うことで被害を受けるのは生徒。優先順位を考えただけ」とハヌルは答える。
公開授業は大成功を収めた。校長からもお褒めの言葉をもらえ、イブンは気分上々。
公開授業の大成功を機に、イブンのハヌルに対する態度が激変する。人が作った資料を横取りするのが当たり前だったイブンが、積極的に参考資料をハヌルに持参し、一緒に授業構成を組むようになったのだ。
「公開授業の資料を作ったのはハヌルだ」ということは、周囲の先生には一目瞭然。そのため、イブンの態度を激変させたハヌルの力を認めるように周囲もなっていった。
最終的には反発するよりも、一度イブンの懐に飛び込んでおいてから心を掴む方が良かったってことですね。楽しい授業は生徒のためにもなりますし!
ブラックドッグ3話を見終わった感想
3話は後半までは緩やかな展開でした。
ヨヌ先生は1話2話ではドライな態度を取ることが多かったため、ハヌルに「言いなりかよ」とムカつく心理が分かりづらかったですね。ヨヌ先生自身もイブンに資料を渡すよう進言し、同じ職場で働くんだから衝突は少ない方がいいとも提言してたくせにって感じです。
イブン先生もハヌルのことを同じ一教師として見ておらず、「私のコマに黙っておなりなさい!」と女王様気どり。公開授業が想像以上の高評価だったため、ハヌルの仕事のできる様を認めざるを得なくなりましたね。あんなにアッサリ3話にして手のひらを返したように「私のハヌル」なんて言っちゃって。
ハッキリ言って気持ち悪いです(笑)まだ裏に何か意図が隠されているのでは?と心の底から信じられません(笑)
3話終盤で4話に続く不穏な匂わせがありましたね。
場面的には少しだったので見どころには加えませんでしたが、非正規教員が見る掲示板に「テチ高校で不正採用が行われる」という書き込みがあり、投稿者はテチ高校で実際に教員をしている「誰か」。
その「誰か」を特定すべく、ハヌルの叔父スホ部長が陰で動いていたところ、掲示板への投稿者と思われるものからの書き込みが学校で行われていることが判明。スホ部長はすぐさま学校に戻ったものの、投稿者とは行き違いに。
掲示板に新たに書き込まれた内容が、ハヌルの立場を更に悪くさせるようなものだったので、もしかしたらずっと非正規採用のまま教員として働いているあの人かな~と。
ハヌルのことを「どうせ新人だろ」と馬鹿にしていたのが、公開授業の素晴らしさを見てハヌルの足を引っ張ろうとしてるのかな~と今の段階では予測して見ています。
さて、この私の推理は当たっているのでしょうか?
ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~4話のあらすじ/見どころ/感想
ブラックドッグ4話 あらすじ・見どころ
ブラックドッグ4話の見どころを3つに絞ってみました。
- ハヌルの契約が5カ月で終了?
- ソン・ジソン先生が学校を去る
- ハヌルの葛藤
ハヌルの契約が5か月で終了?
休職中の正規教員が休職を予定より早めて復職することに。そのしわ寄せが当然臨時教員に向けられ、ターゲットとなったのは一番最後に臨時採用されたハヌルだった。
ハヌルはまさか自分がクビを切られるとは思いもせず、放課後授業の計画案を提出していた。その内容は生徒のためを思った、従来にはない「とてもいい授業プラン」だった。
唯一ハヌルに仲良くしていたソン・ジソン先生は、ハヌルの契約が短縮されることを偶然耳にする。そして、ハヌルに放課後授業を取り下げるように進言。来年も自分が教えられるとは限らないのだから、必死に頑張る必要はないと。
ソン・ジソンが学校を去ることに
3学年部のヨンテ部長が授業中にも関わらず、「臨時教員は今すぐ職員室にくるように」とデリカシーのない校内放送をする。
ハヌル含め、臨時教員は生徒に自分が正規ではないことを明かさずにいる。そんな中、授業を置いて職員室に行けば臨時だということがバレてしまう。ハヌルは一瞬戸惑うも授業を続ける。
ソン・ジソンも動揺しながらも授業を続けたのだったが、臨時教員宛てのメールがパソコンに届き、スクリーンに接続していたため生徒にバレてしまう。
そのことが原因かは分からないが、クビを切られるはずだったハヌルは残り、ソン・ジソンが学校を去ることになった。このことで、ますます他の臨時教員との溝が深くなってしまった。
どうせ臨時だからとやる気を失いかけるハヌル
今回のことで、臨時と正規教員の違いをまざまざと痛感したハヌル。いくら自分が一生懸命生徒のことを思って授業をしても、どんなにいい授業計画を立てたとしても、1年後同じポジションで教壇に立てているかさえ危うい。
進学部の先生たちはハヌルの一生懸命なところを認めて、これまで陰ながら支えてきた。
にも関わらず、心ここにあらずの状態で会議に参加したハヌル。そこで、ソンスン部長が大学への出張メンバーにハヌルも加えていたことを明かす。
ハヌルは辞めさせられる予定だったため出張メンバーには加えていなかったのだが、「その頃にはあなたはいない」なんてことは言えずにいたソンスン部長。しかし、クビが繋がったためちゃんと出張メンバーに加えていたのだった。
ハヌルは声を震わせながら、「一瞬辞めてしまおうかと思ったけど、すぐに思いなおした。試験資料も全部きっちり読み込んでいる。私も出張に連れて行ってください!」と。
そして、ソンスン部長がハヌルに「生徒にとっては臨時も正規も同じ先生。私もハヌルも何も変わらない」と告げるのだった。
ブラックドッグ4話を見終わった感想
4話の序盤は進学説明会の様子だったりで、こういうの要らないって思いながら見てました(汗)退屈しちゃうんで(笑)でも、ハヌルの採用期間が短くなるかもっていう辺りから面白くなってきましたね。
回を追うごとに、実はハヌルは抜けてるところもあるけれど、やる時はキッチリやる頭の回転も仕事もできる子で、それを進学部の全員が秘かに認めているのが分かって素敵。
ハヌルが提案した放課後授業も、ハヌルはいなくなる人間なんだから、だれがいなくなった後を引き継ぐんだ!みたいな流れになったとき、ト・ヨヌ先生が手を挙げたのには感動~~。オレはオレの道をゆく的な感じだったのに、仮にハヌルがいなくなっても後はオレが引き継ぐんだ!っていう静かなカッコよさ。
ほんと少しずつみんなのハヌルに対する愛が育ってくのが分かります!
唯一ハヌルの味方をしてくれていたソン・ジソンがいなくなったのは痛いですね~。ますますハヌルの風当たりが強くなりそう。
でも、きっとキム先生が助けてくれると信じたい!手のひら返さないでねって思いながら(笑)
そして、4話の最後いいところを持って行ったのは、やっぱりソンスン部長でしたね。彼女がハヌルに時々厳しく当たるのは、もう母親のような愛情さえも感じます。可愛い子には旅をさせろ的な。
教員は臨時も正規も関係ないって、力強く言い聞かせるとこ。本当良かったです!